ここでは災害や非難の時に赤ちゃんが必要な備えについてご紹介していこうと思います。
赤ちゃん用の防災グッズは必要?
コロナで大変な時だというのに、最近は地震も頻繁に発生し、台風の季節もすぐそこです。本当に不安になりますよね。
こんなときだからこそ考えて欲しいのが赤ちゃん用の防災グッズです。
赤ちゃんは月齢によって必要なものが違います。いざというときに慌てないためにも普段から赤ちゃん用の災害の備えをきちんとしておくことが大切です。
東日本大震災のとき、娘は幼稚園入園前で乳児ではありませんでしたが、まわりには乳飲み子を抱えたママもたくさんいました。また連日被災地ではベビー用品の不足などがニュースで流れていました。そんな私の経験から、今回は赤ちゃんの災害時の備えについて考えていきたいと思います。
災害時に孤立した場合救助はいつくる?
赤ちゃんと一緒に指定された避難所に避難したら安心?
では指定された避難所に行けば救援物資もあるだろうし安心なのでしょうか?
東日本大震災の時もニュースでよく目にしましたが、赤ちゃん用品に関しては月齢によってオムツのサイズも違いますし、粉ミルクの子もいれば、離乳食の子もいる。
そこまで細やかな救助物資を災害後すぐに手に入れるのは難しいようです。
やはり自分のお子様が必要なサイズのオムツ、ミルクや食べ物などを備蓄または多めに常備しておくことをおすすめします。
赤ちゃん用の防災グッズで絶対常備しておいた方がいいもの
赤ちゃん用の防災グッズで抱っこ紐は移動に必須
我が家は東日本大震災のとき、娘が幼稚園に入る前でした。家が住めなくなるといった被害はありませんでしたが、震度5強。
埋立地でマンションだったのでかなり揺れ、食器棚が倒れ家中ガラスだらけになりました。
本震、余震も含めて外に数回避難するときに思ったのが4歳児でも抱っこして逃げるのはきつい。これ赤ちゃんでも同じだと思います。
災害のとき自分の体を支えたり、子どもの頭を守ってあげるために、両手は空いていた方がいいです。子どもが疲れても抱っこ紐があれば長時間抱っこしてあげれるし。
小さなお子様がいいる場合は抱っこ紐を常備しておくことを強くおすすめします。
震災後、息子が生まれてからもベビーカーで外出する際は、上記の経験を踏まえ、万が一の時のために必ず抱っこ紐を持ち歩いていました。もし出先で災害にあった場合、状況によってはベビーカーは使えなくなるかもしれないからです。
例えばエレベーターが止まってしまって階段で非難しなければいけなかったり、地震で道路にものが散乱した場合もそうです。東日本大震災のときのように、津波がきたら?赤ちゃんを抱っこして斜面をよじ登る必要性が出てくるかもしれないのです。
おすすめは我が家でも娘、息子と愛用したエルゴ。新生児期から4歳くらい(20kg)まで使えます。
4歳児で抱っこ紐?と思われるかもしれませんが、例えば外出先で被災して交通機関がストップして徒歩で数時間かけて帰らなければならなくなった場合、4歳児はそれほど歩けません。でもママも道具なしの長時間の抱っこはきつい。
エルゴなら抱っこもおんぶできるのでどうにか4歳児でも運べます。
赤ちゃんの防災グッズでオムツは月齢によって違うので多めに常備
オムツは月齢によってサイズが違うので、運よく避難所にオムツがあった場合でもなかなかぴったりサイズが手に入らない可能性があります。東日本大震災の時は避難所によってはオムツが足りなくてスーパーの袋で代用している場所もあったと記憶しています。
また赤ちゃんによっては肌が弱くて決まったメーカーのものでないとオムツかぶれをおこしてしまったりと相性もありますよね。
今回、コロナのトイレットペーパー騒ぎでオムツも品薄になり不安になったママもいると思いますが、東日本大震災の時は、被災地は全ての物資が不足していたので、運よく開いているスーパーは長蛇の列で店内に入るまでに数時間待つこともあったようです。赤ちゃんを抱っこして数時間、買えるかわからないオムツのために待つのはきついですよね。
なにかあったときのためにも使い慣れたオムツは多めに常備しておくことをおすすめします。サイズがどんどん変わっていくので大きめの物も混ぜておくと無駄にならずにいいかもしれません。
また災害の場合、ゴミの収集が止まる可能性もあります。避難所で使い終わったオムツが臭わないように防臭効果のあるビニールがあるといいですね。我が家は愛犬の散歩で使っていますが、本当に臭わないのでおすすめです。
赤ちゃん用の防災グッズでおしりふきはいろいろ使えて便利
たとえしばらくお風呂に入れなくても、おしりふきがあれば、体を拭いてあげたり赤ちゃんを清潔にしてあげれます。
家族も同じ様に使えてとっても便利なのでおしりふきも多めに常備しておくことをおすすめします。
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赤ちゃん用の防災グッズで哺乳瓶は使い捨てのものを
粉ミルクの赤ちゃんも被災地で困っていたのを記憶しています。お湯がすぐに確保できないということは、粉ミルクを溶かせないし、哺乳瓶を清潔に保てない可能性あります。災害用に使い捨ての哺乳瓶があると安心です。
クロビスベビー クロビスベビー 使い捨て哺乳瓶 ステリボトル 5個×3セット
常温で飲めるミルクもあり、東日本での反省を踏まえて、備蓄している自治体もあるようです。あの時は、海外から寄付してもらいましたが、今は日本のメーカーも販売しているようですね。
赤ちゃんの防災グッズに含める水はミルクに使えるものを
どのご家庭も災害用に水は備蓄していると思いますが、そのお水赤ちゃんのミルク用に使えますか?赤ちゃんが口にするのに適している水はミネラル分の少ない、純粋または軟水と言われています。
ミネラル分の多い水だと赤ちゃんの体に負担がかかってしまい、下痢したりすることも。ぜひチェックしてみてくださいね。
赤ちゃん用の防災グッズでアレルギーのある子は気をつけて
うちの娘もそうでしたが、最近はアレルギーの子が多いですね。離乳食がメインになっている場合、災害時用の離乳食も考えておかなければなりません。
とくにアレルギーのある子は、避難所などで配られる救助物資が口にできない可能性もあります。実際に東日本大震災のときもニュースで耳にしました。
普段アレルギーだからと全てママが手作りしている場合でも、災害用に食べれる離乳食のパウチやお菓子を用意しておきましょう。
赤ちゃん用の災害の備え 防災セットを利用する手も
必要なものを個別に準備して災害用品をリュックに入れて備えておく方法もありますが、面倒な場合は便利な赤ちゃん用の防災セットもあります。
オリジナルのサイトには上記以外にもいろいろなセットがあります。ぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回は災害時に赤ちゃんが特に必要なものについてまとめてみました。
最近では台風の進路がおかしかったり、地震の少なかった地域で大地震が起こったりと、ここは安全といった場所はありません。いざというときのために慌てない様に是非災害の備えをしておいてくださいね。
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