ベビーベッドのダニ対策は万全ですか?これからがピークですよ。

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ここでは驚くべきダニの生態+そしてダニアレルギーにならないための駆除方法をご紹介していきたいと思います。

ハウスダスト・ダニって言葉は誰しも耳にしたことがあると思いますが、私たちが赤ちゃんと暮らす家にどんな種類のダニがどれくらいの数が潜んでいるか想像したことがありますか?

 

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まずはダニについて知ろう

家の中にいるダニにはどんな種類がいる?

私たちが暮らす家の中にいるダニは主にこの4種類です。

  • ヒョウニダニ(チリダニ):家の中にいるダニの70%以上がこれ
  • コナダニ
  • ツメダニ
  • イエダニ

今回ここではアレルギーの原因となるヒョウニダニを中心にご紹介していきますね。

ダニはなにを食べている?

ヒョウニダニ(チリダニ) 私たちのフケやアカなどを餌にしています。家の中の70%以上がこのダニといわれています。
コナダニ 食品につくダニです。最近では小麦粉やカタクリ粉など乾物につくダニとしても有名ですね。
ツメダニ 他のダニ(ヒョウニダニ・コナダニ)や昆虫を餌とします。よって家の中にダニが大発生するとツメダニも増えることに。稀に人間を刺して体液を吸うこともあるので注意が必要です。
イエダニ  ネズミなどの動物についているダニです。大量発生して人間を刺すこともあるので、ツメダニと同様注意が必要です。

 

ダニはどこにいる?

食品につくコナダニ、ネズミにつくイエダニは別として、70%以上の比率を占めるヒョウニダニはカーペッドや寝具など私たちが直接接する場所に生息しています。

赤ちゃんがお昼寝している寝具や遊ぶカーペットにダニがウジャウジャ。

これって考えるだけでもかなり気持ち悪いですよね。

布団の中にどれくらいのダニがいるか知ってる?

布団の素材や年数使っている場所にもよりますが、数千匹からひどいときは死骸を含めて10万匹のダニがいる場合もあるそうです。

小さいから肉眼では見えないといっても数万匹って考えるだけでもぞっとしませんか?

ダニをそのまま放置しておくとこんな危険がある

ダニアレルギー

 

ダニをそのまま放置しておくとどんなリスクがあるのでしょうか?

まず一番問題になっているのがダニーアレルギーです。

ダニは死骸になると粉々になり、ホコリと一緒に空気中に舞い上がります。

それを吸い込むことで人によってはダニアレルギーとなるわけです。

アレルギーは一度発症すると本当に面倒。特に小さなお子様には注意してあげたいですね。

ダニに刺されることも

基本家の中にいるダニは人間を刺さないはずですが、前述した通りツメダニやイエダニは時に人間を刺すこともあります。

イエダニはネズミを媒介するので少し特別ですが、ツメダニは他のダニを餌にしているのでダニが多い環境には必然的に多く生息する可能性があります。

どうすればダニを駆除できる?

ダニの恐るべし生命力

 

たかが小さな虫と侮るなかれ。

この小さなダニの生命力って本当に恐ろしいほどなんですよ。

どれくらいすごいかというと、まず洗濯しただけでは駆除できません。つまり水の中、空気がない場所でもしばらく生きていられるほどなんです。

よく見かけるあの方法は実は逆効果かも…

 

ということで、写真のようなよくある光景はダニの駆除としてはあまり効果が期待できません。

しかも布団を取り込む時に叩く家庭も多いと思いますが、これはダニのフンや死骸が舞い上がって、吸い込んでしまう可能性があるので逆効果です。

でも諦めないで!ダニにも弱点はある

こうなるとダニはしぶとすぎて太刀打ちできないと思えてきますよね。でも大丈夫、ダニにだって弱点はあるんです。

それは。数十分50度以上の温度の中にいると死滅するそうです。

 

ダニの退治・駆除のおすすめ方法

布団のダニを駆除するには丸洗いと高熱での乾燥が効果的

 

ダニを布団から駆除する一番おすすめは丸洗いして死骸や糞を洗い流した後に、高温の乾燥機で生き残っているダニを駆除する方法です。

最近のコインランドリーには写真のように大型の布団が丸洗いできるものもあります。近くにある場合は定期的に布団をコインランドリーに持って行って洗濯・高温乾燥した方がいいですね。

もしお近くにこういったコインランドリーがない、または小さなお子様がいて大きな布団を運ぶのが大変ならばプロによるクリーニングサービスを利用するのもいいですよ。

布団クリーニングについてチェックする

楽天などにも防ダニ加工をしてくれるクリーニングサービスが発売されています。

 

 

アイロンを使うってダニを駆除

高温といえばアイロン。布団にアイロンをかけるのも効果が期待できます。ただ布団の深部まで入り込んでしまっているダニはアイロンの熱が届かないので一度に駆除するのは無理そうです。こまめに行うことでダニの数を減らせそうです。

殺ダニ効果をうたっているアイロンも販売されていますよ。

 

布団乾燥機も使える

最近の布団乾燥機は高機能なものが多く、ダニを駆除するための機能がついているものも販売されています。温度設定がかなり高めなのでばっちり駆除できそうです。

 

この布団乾燥機は長いノズルがついているので布団の隅々まで温風を満遍なく送れます。この布団乾燥機コンパクトで収納に便利なだけでなく、布団の乾燥、暖めの他に付属のノズルで靴の乾燥までできるんです。もちろんダニ機能もついていますよ。

夏の車内なんてユニークな方法も

夏の車内の暑さを利用するなんてユニークな方法もあるようです。特に黒い車は太陽からの熱を吸収しやすく薄い色の車より車内が熱くなります。

厚手の大きな布団を車内に持ち込むのは大変ですが、薄いベビー布団程度なら数時間おいておけばダニの駆除に効果がありそうです。

その他にもこんなことをしてダニを増やさない、寄せ付けない

定期的に掃除機をかけることも大切

私も実践していておすすめなのがこまめに掃除機をかけること。私はベッドのシーツを洗うタイミングでいつもマットレスに掃除機をかけます。でもただかけるよりこんなちょっとしたことをすると効果があるんですよ。

それは掃除をする直前まで部屋を暗くしておくことです。ダニは明るい場所だと布団やマットレスの深部に入り込んでしまいますが、部屋が暗いと表面まで出てくるそうです。

この方法だと死骸や糞だけでなく生きたダニも吸い込めるのでおすすめです。かけるときは1箇所10秒くらいの時間でゆっくり掃除機をかけていきます。特に頭と足の部分は餌となるフケや皮膚がたくさん落ちているのでダニが集まりやすいそうです。じっくり掃除しましょう。

そして最近我が家で買い換たのがダイソンの掃除機。これ小さな赤ちゃんやお子様がいるご家庭にはかなりおすすめです。

というのも掃除機は毎日かけるのでそれほどゴミはないと思っていましたが、ダイソン購入日にささっと軽くかけてみてびっくり。「吸引力が違います」このキャッチコピー通りのハイクオリティー。掃除したはずの部屋から埃やゴミが出てくる出てくる。

マットレスもかけてみましたが、埃のような灰色の粉が出てきました。これ顕微鏡でみたらいるんでしょうね。考えるだけで恐ろしいです。

 

布団専用の掃除機も発売しています。

我が家で使っているのはダイソン。コードレスなので使用できる時間に限りがありますが、その分どこでも掃除できるので便利です。

 

 

こまめに換気してダニの居心地の良い空間を作らない

ダニの居心地のいい環境はずばり高温多湿。温度は20度〜30度。湿度は60%〜80%。つまり日本の梅雨のムシムシとした暑さはダニにとっては非常に好都合。この条件が揃う6月以降に大繁殖します。

出典:ヤマセイ

 

ではどうすればいいのか?夏の暑さはどうにもできないにしても湿度はお天気のいい日に換気をしたりすることである程度は調整できますね。ダニは湿度55%では生きていけないそうです。

梅雨の合間のお天気のいい日は換気をしっかりして部屋の中の湿度があがらないようにしましょう。

ダニシートで集めてぽいっと退治

 

ダニの好きな匂いで誘い込んで捕獲するグッズもあります。

このシートをベッドやソファーの隙間に入れておけばダニを集めて捕獲できます。

あとはポイっとゴミ箱に捨てれば完了です。

ダニシートなるものは世の中にいろいろ発売されていますが、こういった理由から私がおすすめのシートはこれです。

  • ダニの誘引剤や逃さないための粘着シートは天然由来
  • 捕まえたダニを乾燥
  • 赤ちゃんやペットのいるご家庭でも安心して使える
  • 薄いシート型を置くだけなので簡単

 

楽天やアマゾンでもいろいろな種類が販売されています。ただし、赤ちゃんに安全か殺虫剤成分などを使用していないかは要チェックです。

ダニの嫌いなスプレーで寄せ付けない

出典:あしたるんるん

 

赤ちゃんがよくいる場所に使えるダニよけスプレーも便利に使えそうです。プロの防虫屋が使うほどの本格仕様にも関わらずすべて植物由来の天然成分なので赤ちゃんのいる部屋にも使えて安心です。

ネットでも購入できますが、公式サイトの方が価格的には安いですね。
念のためリンクを貼っておきますね。

ダニを通さない特殊加工の布団も

出典:ヤマセイ

生まれつき肌が弱かったり、すでにダニ埃に反応しているようでしたらダニを通さない特殊加工の布団を使用されることをおすすめします。ダニをブロックする布団は写真のように繊維が非常に過密になっています。これだけ過密だとダニは布団の内部に侵入できないので、ダニの繁殖を防げるといった仕組みです。

ベビーやキッズ用のサイズの寝具も販売されていますので、ダニが気になるママは最初からこちらで購入してもいいかもしれません。

 

 

まとめ

ここでは私たちの身近にいるダニの生態や駆除方法についてご紹介しました。見えないといっても放っておくと高温多湿の日本の夏では爆発的に増えてしまいます。アレルギーや喘息になってからではいろいろ面倒なのでぜひ対策をとることをおすすめします。

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